music:pop&rock1960

深夜1時の「ヘルプ!」

 会社の近く、神泉に『ランタン』という店がある。

 いつも外まで生演奏の音が聴こえてくるから、大方マニアのオッサン連中が集って演奏を楽しんでいる場所なんだろう、と思っていた。もちろん、そんなところに足を踏み入れるほど心臓は強くない。だから、今後も縁はないと思っていたのだが……。

 先日、同僚のジェイたちと飲んでいて、神泉に向かう途中、この店に入ってみようということになった。

 店内に入ると、予想通り、中はライブハウスだった。演奏をしているのは、仕事明けのサラリーマンと思しき四人組。曲はビートルズの「イット・ウォント・ビー・ロング」。一聴したところ、コーラス、ベース、リードギターは結構いい感じだ。ドラムはちょっとヨタっていて、リードボーカルも高音が微妙だが、まあそこは酔っ払いだからいいだろう。カラオケみたいなもんだ。

 客は、一人で曲に合わせて派手に首を前後に振るオッサンと、若い女性連れのオッサンと四人ほどのサラリーマングループ、おばさん二人連れ、だっただろうか。平日の終電間近にしてはなかなかの盛況ぶりだ。

 「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を経て、「シー・ラヴズ・ユー」でバンドは終わり、SEもビートルズ。つまり、このライブハウスはビートルズマニアの巣窟だったのだ。

 客も一人減り、二人減り、結局自分たちだけになって、店員の人と話す。

 すると、奥からスケジュールを持ってきてくれた。そこには、

●ハウスバンドの出演する日
柳田ヒロ(!)バンドの出演する日
●プロのセッションデー
●素人のセッションデー
●素人のセッションデー(ビートルズ解散後の曲中心)

 というふうに月間スケジュールが書いてあった。「今日はたまたま素人のセッションデーで、さっきのバンドは全部お客さんですよ」とのこと。つまり、ここはフリーの雀荘みたいなもんで、ビートルズファンが夜な夜な集い、それぞれのパートでセッションをするという濃い店だったのである。 

 その店員さんがまたいい人で、「最後に、僕らもちょっと楽器を演奏するんですけど、ちょっとやってみてもいいですか?」と頼んだところすんなりオーケーしてくれた。

 店員さんはベース、ジェイはギター、私は……ドラムで「ヘルプ!」を演奏する。

 原曲のドラムなんて覚えてないから、ヨタヨタのドラムで、タブ譜がないと弾けないと言い張るジェイもヨタヨタで、ベースだけがしっかりとビートを刻み……結果、相当悲惨な音だったと思う。

 その一部始終を見ていた K 嬢によると「ジェイさんと●●さんが楽しそうにやっていたのがよかった」という微妙なコメントで慰めてくれた。それもそのはず、結構楽しかったです。はい。ちゃんと演奏してみたいです。

【リバプール度】 ★★★★★

◆本日の名盤……ビートルズはわりと聴いたし、持ってるぞと自負しておりましたが、『プリーズ・プリーズ・ミー』、『ア・ハード・デイズ・ナイト』、『ヘルプ!』、『イエロー・サブマリン』など重要な作品が抜けていて反省しました。こんなんじゃあの店の客には太刀打ちできずに、『ブルースブラザース』みたいに、ビール瓶が飛んできたりするかもしれない。。それにしても、自分の「ヘルプ!」の覚えてなさっぷりと言ったら……恥ずかしいわー。名曲「ヘルプ!」収録のビートルズ HELP! - 4人はアイドル(1965)

HELP! - 4人はアイドル

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大森『SHAKTI』(サクティ)

 朝、打ち合わせで大森に直行。

 打ち合わせ後、クライアントの方から教えてもらった『SHAKTI』へ。昨日もカレー? 関係ありません。そんなことは。

 三年ほど大森に通っているけれども、初めて西友の中に入った。というか、この上にカレー屋があるなんてわからんだろうな。普通は。

 お昼どきより少し早めに到着したので、じっくりと見て回る。

・玉子カレー(甘口)
・野菜カレー
・鶏ひき肉のカレー
・チキンカレー(激辛)

・サフランライス
・たまねぎの漬物(インド風)
・かま焼きナン
・マカロニサラダ
・ソフトフライドチキン 
・グリーンサラダ(オリジナルドレッシング)
・デザート(フルーツヨーグルト)

・マサラチャイ(hot or ICE)
・ホットコーヒー

Image604

で、全種類のカレー、サフランライス(ナンはまだちゃんと噛めない)、サラダ、チキンを盛り、食らう。ウマい! 個人的には、激辛のカレーが一番好きでした。上の品々が食べ放題で900円とはやっぱりお得ですな!

Image605 昔、喫茶店なんかによくあった占いの出るやつ

【結果】 中吉運

公私共にいろいろな問題を抱えていた人は、問題解決の糸口が見つかります。スムーズに行かなかった事もなんとかうまく行くようにやり方次第で窮地を脱する事が。

A型……分相応を心がけて
愛情……恋愛運は曇り空
健康……無理を重ねるとダウン
金運……金運は安定ライン
相性……S.B.
カラー……白
ナンバー……5

 以上、原文ママ。当たっているような、当たっていないような。

【充実度】 ★★★★★

◆本日の名盤……年を取れば取るほど、あまり装飾しない音楽に惹かれているような気がします。これも最小限の音で、不思議な空間を作り上げています。名曲「ブロークン・トイズ」収録のジェリー・ジェフ・ウォーカー ミスター・ボージャングル(1963)

ミスター・ボージャングル

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無意識にも……

 土曜日。  吉祥寺のユニオンで、CDを漁る。

ザナドゥ

ザナドゥ(1980) / Electric Light Orchestra & Olivia Newton-John
中心メンバーのジェフ・リンは、元ビートルズのジョージ・ハリスンと親交が深く、ハリスンやボブ・ディランとトラヴェリング・ウィルベリーズ組んだり、一連のアンソロジーシリーズをプロデュースしたりした

Nowhere

Nowhere(1990) / Ride
ビートルズ愛を公言していたバンド。当時は、大抵の新人バンドがそう呼ばれていたように、「90年代のビートルズ」と呼ばれていた(確か)

The Rutles

The Rutles(1978) / The Rutles
モンティ・パイソンの一員、エリック・アイドル率いるビートルズ・パロディバンド。ここにも書いてあるが、そこはかとなくパクりつつも、ほとんどオリジナルに昇華しているのはさすが。公式サイトも無駄に凝っていて素敵

20070924_421523

We All Together(1972) / We All Together
上のリンク先で紹介されていて、思わず買った一枚。ペルーのバンドらしいけれども、まんまビートルズですよこれは! 曲というよりは、道具立て(録音方法、機材?)が似ている感じ。恐るべしペルー……

 で、結局、何が言いたいかっていうと、無意識に買ったこの四枚の中心には、ビートルズがいた、という話です。やっぱり、オレ、ビートルズ(的なもの)が好きなんだなあ。

【マージービート度】 ★★★★★

◆本日の名盤……ジャケが素敵なんで、つい買ってしまった一枚。ジャマイカ出身のジャズ・ピアニスト、モンティ・アレキサンダー。どれもこれも弾きまくりのスイングしまくり。ジャズの名曲がスティール・パンメインで別物になったりしていてなかなか楽しい。「インプレッションズ/ソー・ホワット」収録のモンティ・アレキサンダー ジャズ・カリプソ~モンティ・アレキサンダー・カリビアン・ベスト(2004)

ジャズ・カリプソ~モンティ・アレキサンダー・カリビアン・ベスト

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久我山惜景

 久我山にいるのも残り一週間。名残惜しいので、いろいろ写真で撮ってみました。

Imgp7068_1 老舗の喫茶店。小さな音量でクラシックがかかっている穴蔵みたいな店。注文すると、実に丁寧にコーヒーや紅茶をいれてくれる

Imgp7070_1 街のパン屋、と呼ぶのは憚られるほどちゃんとしたバゲットを出すパン屋。歩いて5分のところにこんな美味しいパン屋があったのは本当に幸せでした

Imgp7073_1 ケーキ屋『ロッシェ』。何か嬉しいことがあると、ここでケーキやお菓子買ってました。近所で唯一ちゃんとした洋菓子店

Imgp7074_1 『メナハウス』。いかにも、アジアンリゾート風のマンション。民家が立ち並ぶなかで、なんともスノッブな空気を醸している(今はそんなでもない)

Imgp7076_1 なんかキレイな緑

Imgp7077_1 目の前にある素敵な家。こだわりまくって作ったことがイヤというほどわかる。玄関ドア、木の窓枠、オリーブの木……憧れです(それにしても、どの部屋にもいまだにカーテンがついていないのはなぜだ)

Imgp7078_1 沈んでいく夕日を見る。そういえば、夕日がよく見える街だった

Imgp7079_1 久我山幼稚園。ここにある木は桜の大木で春はかなりキレイだ

Imgp7080_1 近所の公園にある乗り物。サッカー少年が集まる公園。ひそひそ話をする若者もちらほら

Imgp7081_1 『はた質店』。久我山を牛耳る大地主・ハタという一族の経営する質屋。何も買ったことはないが、昔からこういうところを眺めるのは好き。チャキのギターが売ってたけどまだ売ってんのかな

Imgp7082_1 久我山の一番好きな眺め。ピーコック駐車場から、空を眺める。今日もいい感じ

Imgp7083_1 『焼き鳥 いしい』。レバーと唐揚げをよく買っていた。なんでも美味しい。看板には、「お!いしい」と駄洒落たコピーが書いてある

Imgp7085_1 最近できた古本屋。安くもなんともないが、ここで安い古本を買って、お茶を飲む贅沢よ

Imgp7086_1 新しくなった久我山駅。昔はもっとショボくれた駅だった

Imgp7088_1 神田川を眺める。散歩コースにも最適な川沿い。夜は死ぬほど暗い

Imgp7089_1 これまた最近できた春木家系列(らしい)『甲斐』。つけめんの麺が日本そばみたいで美味しい

Imgp7090_1 開いているかどうかよくわからない喫茶店。越してきたときは、開いてたと思ったけどなあ

Imgp7091_1 お洒落な雑貨店。気の利いたものがいろいろ置いてある

Imgp7092_1 とても人気のある隠れた名店『ちっぷいん』。近隣の芸能人も来ているらしい。値段はやや高め

Imgp7093_1 安くて美味い焼き鳥屋。越して来てすぐ行った店。「玉三郎」(プチトマトのベーコン巻き)が美味い。やけどしそうになるけど

Imgp7101_1 そして……一番名残惜しい店『魚多』。隣の魚屋店員が、そのまま夜は居酒屋の店員になる。価格、質とも文句なし。知人を連れていくとかなりの確率でハマる

Imgp7095_1 福岡にいるんじゃないかと錯覚するほど安い

Imgp7096_1 瓶ビールを飲みながら、毒にもクスリにもならないエッセイなんかを読んでいると、ビリビリ幸せを感じます

Imgp7097_1 活きホタテ貝の磯焼き(300円)

Imgp7098_1 カキフライ(400円)

Imgp7099_1 まぐろの中落ちづけ丼(600円)

Imgp7100_1 とうふときのこの豚しゃぶ(380円)。あと、瓶ビール一本(400円)で2080円でした。食い過ぎた!

Imgp7106_1 最近見つけた居酒屋。味は濃いけど、なかなか良心的な店

Imgp7107_1 美味いらしいが、予約客しか受け付けないところが気に入らないので、結局一度も行ったことのないイタリア料理『ピッコロモンド』

Imgp7108_1 調子に乗って「久我山定食」を頼むと、毎回量が多すぎて後悔する学生さんの味方『とんかつ太郎』

Imgp7109_1 夜遅くまでコーヒーが飲めるのはここしかないのです。ファミレス『グラッチェ・ガーデンズ』

Imgp7110_1 自分の中の野生の勘が「ここには入ってはいけない」と告げるので入ったことはない喫茶店『ライムライト』

Imgp7121_1 図書館に行くときにある緑地。野菜も売ってる

Imgp7122_1 選挙のときは必ずここ。高井戸第二小学校

Imgp7124_1 前にも一度書いたことがあります。無愛想だが腕のいいあんちゃんがやっているギター工房

Imgp7125_1 よく行っていた図書館。雑誌が充実している。最近までアスベスト除去工事していた

Imgp7126_1 おおすぎ診療所。浅黒い院長がいる

Imgp7127_1_1 なんかいろいろ飾っている家

Imgp7128_1 富士見ヶ丘にあるリサイクルショップ『かっぱ堂』。CDがやたら安い

Imgp7130_1 富士見ヶ丘『なかじま』。ここも以前書いたことがある。昼間っからハートランドビールを切り子硝子で飲める店

Imgp7132_1 富士見ヶ丘には井の頭線の車庫があり、その裏手の神田川沿いにはちょっとした森が広がっている

Imgp7133_1 川には花びらがたくさん

Imgp7134_1 川沿いにつつじが咲いてました

Imgp7135_1 変な顔のオブジェ

Imgp7137_1 有機野菜を売っている『ぴゅあきっちん』。ここのみかんを食べると、スーパーのは食べられなくなります

Imgp7138_1 ピーコック裏、ハタ邸前の道路は、木がすくすく育ってます

【センチメンタル度】 ★★★★★

◆本日の名盤……6年も住んだ街を曲に無理矢理例えてみると、この曲みたいな感じだろうか(歌詞知らないので曲の印象だけで決めてます)。名曲「オータム・オルマナック」収録のキンクスSomething Else by the Kinks(1967)

Something Else by the Kinks

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九州場所 前半戦総括

 先週一週間お休みをいただき、福岡に帰省しておりました。

 で、毎回実感するんですが、福岡の物はウマい! あんまりウマいんで、ついつい食べ過ぎて太って帰省する……九州出身者の間では、帰省のことを「九州場所」と称するゆえんです(ウソ)。

 そこで、今回は帰省の間、どんなものを食べていたかほぼすべて記録してみました。

 とりあえず前半戦、10/1〜10/4までのメニューです。

●10/1 東京の自宅:朝食

Dscf0010帰省中は食材を半端に残さないために、なるべく食べ切りのものが並びます。ヤクルト。ヨーグルト。カップのみそ汁。ごはんと納豆。ねぎみそ。バナナケーキ

●10/1 福岡空港『ROYAL HOST』 :昼食

Dscf0018昼食:昼過ぎに福岡へ着いたので、空港でハッシュドビーフを食べました。まあ、普通の味

●10/1 福岡の自宅:夕食

Dscf0044やっぱり実家の飯はウマい。これは、さつまいものツルを煮たもの(両親が戦時・戦後の食糧難時によく食べていたらしい)
Dscf0047ビールとイカの塩辛
Dscf0048さまざまな刺身のヅケ
Dscf0049自家製ピーマンのオーブン焼き。味噌つけて食べました
Dscf0050鶏の南蛮、とおぼしきもの

●10/2 自宅:朝食

Dscf0059高菜漬け。ゴハン。メザシ。自家製オクラのポン酢和え。父作の謎の味噌汁

●10/2 神湊『升風庵』:昼食

Imgp5676 田んぼの真ん中にキレイな平屋の建物があります。そこが『升風庵』
Dscf0007ビール、ざるそば、玉子豆腐(?)。そばの違いはよくわからんのですが……メチャウマい
Dscf0009玄海にぎり(2800円)。奥左から、イカの炙り、サーモン、平目、サンマの炙り、中段左から、アワビ、サヨリ、車エビ、下段左からマグロ、ウニ、イクラ。信じられないぐらいウマいです。ビビリます
Dscf0015追加で頼んだ鉄火巻きとマグロの握り。トロ! 今までのトロは一体なんだったのか

●10/2 自宅:間食

Dscf0024近所の『ココロ』という店のシュークリーム(いただきもの)。目一杯クリームがつまっていて重いです。皮には、アーモンドペーストが練り込んである、と妻が言ってました。焦がした砂糖の風味が絶妙

●10/2 自宅:夕食

Dscf0034夕食は質素に。でも、正直明太子とゴハンがあれば、何も要らんのです(緑のものは、茹でオクラ)

●10/3 自宅:朝食

Dscf0039_2ゴハン。明太子。味噌汁。漬物。おから

●10/3 飯塚『遼雲』:昼食

Imgp5717_2実家から、車で4~50分行ったところに突如看板が出現。ここが目当ての店
Imgp5739_2陶芸をする主人の趣味なのかナンなのか、変わった石像
Imgp5731店内は、何部屋かの和室に分かれる。大広間は、絨毯が敷いてあり、テーブルと椅子が並ぶ
Dscf0040_2ガン冷えしたスーパードライと、何が入っているかよくわからない野菜のかき揚げ(甘酢がけ)。ウマい
Dscf0042_2茄子の煮物。エレガントな味
Dscf0045何かの真蒸。ウマ! 上からかぶせてあるのは生麩
Dscf0046_2もはや工芸品のようないろいろ。鶏肉ときのこ蒸したヤツとか、紫芋の生ハム巻いたヤツとか、そば寿司とか。丁寧な仕事ぶり
Dscf0048_3流れとはほぼ無関係で登場するエビフライ(大二本)とサラダ。もちろんウマい
Dscf0051_2ここでやっとメインのそば登場。出汁は複数の出汁をブレンドしてあるとのこと。複雑な味
Dscf0064_1主人作の陶器でいただくコーヒー(別の建物で飲む)。主人作の陶器が一番不恰好なのは皮肉である。ちなみに、ビールを除くここまでがセットの「そば御膳」は1600円也

●10/3 自宅:間食

Dscf0071_3前出『ココロ』のこくまろプリン。死ぬほど甘いがウマい

●10/3 自宅:夕食

Dscf0073_1おからとゴハン。明太子。父作のヅケと謎の甘いチヂミ
Dscf0074_2で、またビールと、揚げ出し豆腐。ウマい

●10/4 自宅:朝食

Dscf0002ゴハン。味噌汁。やたらウマい鯵の干物。謎のゲル状ゴマ豆腐(ウマい)

●10/4 薬院の知人宅:間食

Imgp5764知人の有田宅を訪問。いただいた『16区』のマロンパイ。ウマ~!

●10/4 天神イムズの屋上:昼食

Dscf0008_1最寄りの駅で購入した折尾『東筑軒』のかしわめし弁当
Dscf0012屋上から海を眺める

●10/4 宗像『英ちゃんうどん』:夕食

Dscf0018_1やはり、帰省したらここに来ないと始まりません。ごぼ天うどん(460円)。ごぼうが太いのが特徴。讃岐うどんとも、関東のうどんとも違うむっちりした麺
Dscf0016かしわおにぎり(180円)。かしわとは、鶏肉のことです

やっと前半終了。この時点ですでに食いすぎの予感。

【満腹超過度】 ★★★★★

◆本日の名盤……帰省の間、音楽はほとんど聴かずに過ごしました。ただ、ちょっとだけ仕事しなければならなかったので、パソコンに入っているこれをメインで聴いてました。洗練のグルーヴ。ナイスなメロ。好きだなあこういうの。名曲「ナイス・フォークス」収録のザ・フィフス・アヴェニュー・バンドザ・フィフス・アヴェニュー・バンド(1969)。 

ザ・フィフス・アヴェニュー・バンド

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『ズーランダー』と『レイ』

 2ヶ月間ほとんど張り付きでやっていた仕事が、先週末でやっと一段落した。
 
 土日はほとんで寝てばかりだったが、知人に勧められていた映画を二本観た。

 一本は『ズーランダー スペシャル・コレクターズ・エディション 』。

ズーランダー スペシャル・コレクターズ・エディション

 これを勧めてくれた知人は本当に僕のことがわかっているなあという、いい感じのバカ映画。ストーリーとしては、スーパーモデルの主人公デレク・ズーランダーが、暗殺事件に巻き込まれるというもの。

 何の脈絡もないところに、小ネタが盛り込まれており、有名人が惜しげもなく登場するのも楽しい。

 なんにも考えずにただただ大笑いした。

 観終わった後、しばらく主人公が得意とするキメ顔の真似をしていた。最高。

 もう一本は、『Ray / レイ 』。

Ray / レイ  

 これまたすばらしかった。強烈にグルーヴするレイ・チャールズの歌。ゴスペル、ソウル、R&B、すべてがごったまぜの真っ黒けミュージック。

 主演のジェイミー・フォックスはレイが乗り移っているとしか思えない迫真の演技で、途中からレイ本人にしか見えなくなった。

 ややサクセス・ストーリー的というか、『アントニオ猪木自伝 』のようなご都合主義的な気持ち悪さを感じたが、途中で披露されるピアノの伴奏だけで歌い上げる歌は、やはり本物だ。

 辛い経験をくぐりぬけた者のみが歌うことができる真のブルース。たとえば、ビリー・ホリデイ、ニーナ・シモン、綾戸智絵、浅川マキのように。

 本当にいい映画だった。これを何度もしつこく勧めてくれた知人たちは、きっとこれを読んで、「それみたことか」と思っているに違いない。

 それにしても、知人がお勧めしてくれるものを鑑賞するのは楽しい。その人が自分のどの部分に注目しているかわかるような気がするから。

 【感謝度】 ★★★★★

◆本日の名盤……好きな映画と問われれば『ファンダンゴ 』! (もしくは『グレン・ミラー物語 』)と即答するようにしている。前者の中で流れるのは、ロックの名曲ばかりだ。ブラインド・フェイス(エリック・クラプトン/スティーヴ・ウィンウッド/ジンジャー・ベイカー/リック・グレッチという面子が集まったスーパー・グループ)の名曲「キャント・ファインド・マイ・ウェイ・ホーム」収録のスーパー・ジャイアンツ・ブラインド・フェイス』(1969)。ジャケもナイス。

スーパー・ジャイアンツ・ブラインド・フェイス

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下北沢『ピッツェリア・ラ・ベファーナ』

 土曜日。  

 朝帰りだったので、家に帰って即寝。夕方出社する。  

 残務処理後、下北沢『ピッツェリア・ラ・ベファーナ』へ。  

 ここは、以前下北に住んでいたとき、兄に連れて来てもらって以来ひいきにしている。誕生日やら記念日やらあると必ずココだ。そして、今日は結婚記念日(正確には昨日)。  

 店員の接客がナイスだし、なによりメシがリーズナブルで美味い。  
 今回食べたメニュー。

●ビール、ブラッドオレンジジュース、炭酸水
●カキのオーブン焼き
●モンゴイカの燻製
●魚介のパスタ
●ピザ(ビスマルクという名前。半熟目玉焼きピザ)
●アフォガード(アイスクリームのエスプレッソがけ)  

 言うまでもなく、どれもすばらしく美味かった(「ズッパ・アングレーゼ」という激ウマデザートがメニューから姿を消していたのは残念だったが)。

 食後、下北沢の街を久しぶりにブラブラ歩く。あちこち店名が変わっている。引っ越してから4年は経っているから当然といえば当然か……レコード漁ったり、飲んだり、吐いたり、クダまいたり、口説いたり、フラれたり、スタジオに入ったり、ライヴ観たり、説教されたり、いろんなことがあったけれども、やっぱりココが一番落ち着く街だと再認識。

 なんて思ってたら今度大々的な再開発の計画があるらしい。

 急ごしらえのつまらん街にならないことを願うばかりです。

【心配度】 ★★★★★

◆本日の名盤……バンド結成時は、師匠・ドカヤンの好みを受け継ぎ、ベースがブンブンうなり、ヴォーカルが叫んで、ギターがギャリギャリ言ってる曲なら大体好きだった。特にこのバンドの凶暴なガレージ・サウンドにはかなりヤラれた覚えがある。とあるレコード屋で、店員に「(ソニックスなどの60’sガレージを指して)……そういうのにハマると大変だよ」とご丁寧に忠告されたのも確か下北の中古屋だった。結局、何が大変なのか分かる前に、ガレージは聴かなくなってしまったので、彼の真意がどこにあったのかはいまだに分からない。今聴いてもダーティなサックス・ソロが最高にクールな名曲「ハヴ・ラヴ・ウィル・トラヴェル」収録の ソニックス Psycho-Sonic 』(2003)。

Psycho-Sonic

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北の大地へ

 金曜日。

 こういう仕事の関係で、北海道へ。

 思えば、初めての「四国」も「北海道」もこの仕事で行った。初物尽くしだ。

 昼過ぎに千歳空港到着。JRで北広島という駅へ向かう。やや肌寒いが、こういう日は東京にもあるから、とりたてて旅気分にはならない。

 電車の車窓から見える風景は……少なくとも僕の想像していた北海道の眺めではなかった。だだっぴろいが、こういう風景は千葉の房総あたりに行けばあるような気がする。なぜこんなに北海道に対して懐疑的にならないといけないのか、自分でもよくわからないけれども。

 20分ほどで北広島駅到着。腹が減ってしょうがないので、周辺の聞き込み調査。しかし、ない。どこにも。

 「ラーメンぐらい食わせてくれよ!」(心の叫び)
 
 うろうろすること数十分。諦めかけていたときに、駅前に戻ると……食い物屋発見。

 居酒屋風の店内に入ると、いきなり「北海道物産展」みたいなコーナーがある。干物、いくらなど加工品が半畳ほどのスペースにびっちり並べられている。ニオう。ニオうな。こういう店は美味いに違いない。

 オススメの海鮮ちらし(819円)を頼むと、こんな感じだった(写真をクリックしてみよう)。

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1)ネタで酢メシが見えない(酢メシも相当ギッチリ入っている)
2)乗っているネタそれぞれが寿司ネタで通用するサイズとクオリティ
3)タコ、ホタテは近年で一番ウマかった

 北海道、恐るべし。

 そこから、タクシーで移動。やっとたどりついたと思ったら、「これから練習だから、5時半まで待って」と突然言い渡され、途方に暮れる。

 取材陣三人で、道路の端に座り、世間話をする。散歩で歩いていた犬撫でたり(犬好きは写真をクリック!)。

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 あんまりヒマなので、10メートルほど離れたところに空き缶を立て、順番にそれ目がけて石を投げた。当然まったく当たらない。なのに、なぜこんなに楽しいのか……。

 取材を終えて、急ぎ足で帰った。

 ススキノも、キタキツネも、時計台も、小樽運河も見なかったが、実に楽しかった。特に最後の石投げが(あとで筋肉痛に悩まされた)。

本日の名盤……だだっぴろい大地には、アメリカンロックがよく似合う。サンフランシスコにいながらジョン・フォガティが描いたアメリカ南部の風景は、いまだに旅人の心を捉えて離さない。超名曲「Lodi」を含むクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルGreen River』(1969)。

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そして人生は……

水曜日。

寝坊して昼出社。

同期入社の男から「退職メール」が届く。うんざりするような長い文面。

先輩Kさんからいただきもの。ぶどうと桃。つやつやとして実に美味そう。

知人の父君が亡くなる。今は実家の青森にいるのだろうか。

海の見える会社で、とりとめのない打ち合わせ。

コンビニに入るように、ふらりとラブホテルに入るカップル。

……なんだか、いろんな人生の断片が降りかかってくるような一日だな。

帰って妻とぶどうを食べながら話す。

「今日はいろんなことがあったよ」

妊娠5ヶ月。あと5ヶ月。

本日の名盤……このアルバムを聴いていると、いろんな人生が垣間見えてなんだか泣けてくる。泣く必要なんてないんだろうけど。ザ・バンド『ザ・バンド』(1969)。

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久々のヒット

   日曜日。

 出社する必要があり、ついでに欲しいマンガが二冊あったので渋谷へ。

 一冊はブックファーストでカンタンに見つけたものの、もう一冊が見つからない。それでもしつこく探し回ったら、駅から一番近い啓文堂で見つけた。

4091875912 一冊は、東周斎雅楽/芳崎せいむ『テレキネシス山手テレビキネマ室』。ウンチクものというか、古い映画のガイドとして読んでいる。映画のこと全然知らないので。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091875912/qid%3D1122308975/250-9604390-4192206

 こっちはまあ、再読してこんなもんかと思ったけど、二冊目は違った。

4091875718探し回った方は、石塚真一『岳 みんなの山』。親しい人はご存知かと思うが、僕は週刊誌を週に何誌も買うのに、ほとんど単行本は買わない。買うのは、相当心にひっかかったものだけ。そして、この本は誇張ではなく、広告を見た瞬間買いに走った。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4091875718/qid%3D1122308735/250-9604390-4192206

 ビッグコミックオリジナルの不定期連載→ビッグコミックオリジナル増刊連載というのもシブいじゃないですか。

 「山岳救助もの」と一言で括ればそれまでだが、アマゾンのレビューでも指摘してある通り、主人公が『マスター・キートン』に似ている……そういえば、『マスター・キートン』も同誌連載だった。偶然だが、『テレキネシス山手テレビキネマ室』の東周斎雅楽が同じく原作を手がける『イリヤッド』も同誌連載。こちらは明らかに『キートン』の二匹目のドジョウを狙っているけど、本家ほどクールではない。

 話を戻そう。『岳』の主人公・三歩も、キートン同様、人懐っこくて、飄々としていて、そして実にプロフェッショナルである……『マスター・キートン』と違うのは、人の生き死にに対して感傷があまり感じられないところか。登山家というものは、ここまでドライに命を扱えるものなのか? とにかく、登山という一見地味なテーマでこれだけの物語を紡ぐことのできる石塚真一を、今まであまり知らなくて本当に反省した。きっと、ビッグコミックオリジナルで連載している『東京チェックイン』がイマイチだったからだ。そうに違いない。

 参った。こんなに面白いと思ったのは、尾瀬あきら『光の島』、真鍋昌平『闇金ウシジマくん』以来だな。みなさんも機会があればぜひどうぞ。

本日の名盤……本当に「こりゃすげえ」というものに出会ったときって心臓がドキドキして、いてもたってもいられなくなる。この曲に出会ったときもそうだった。なぜか僕はそのとき東京行きを決心した。「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」収録のビートルズ『ザ・ビートルズ』(1968)。

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