music:pop&rock1980

新宿三丁目『upset the apple-cart』

 参加者……Y さん(某出版社部長)、U さん(制作会社社長)、S さん(フリーのライター/編集者)、私。

 年上の大人三人と新宿のディスクユニオンで待ち合わせして、腹ごしらえに新宿二丁目のそば屋へ。

 会話のほとんどに猥褻な単語が飛び交うので、なんとも落ち着かない。

Image304そば屋では、部長から貴重な制作物をいただく

Image302_2次に一向が向かったのが、ロックバー『upset the apple-cart』

 雑居ビルの3F。中に入ると、薄暗い中カウンターが5席ほど。あとは、4人テーブルと2人テーブル席がひとつずつ(だったかな)。 でっかいスピーカーがカウンターに二つ。中央には、Mac 。iTunes で曲をかけているようだ。

 客は会話するわけでもなく、熱心に曲ファイルをめくっている。ビールを頼むと、缶。つまみはマグロキューブと歌舞伎揚げみたいなヤツ。あと、紙が数枚。か、紙?

 そして、結構な音量なので、簡単には声が通らない。自然と、少しだけ張り上げるような声の音量になる。

 横に座った Y さんがここの作法を教えてくれる。

「リクエストしたくなったら、曲目をこの紙に書いて、ちぎったヤツをカウンターに置いておけば、かけてくれるよ」

 なるほど! それでみんなカウンターの一人客が一心不乱にファイルをめくっているのか! つまり、ここの正しい過ごし方は、「一人で訪れ、酒を飲みながら、大音量でかかる曲をしみじみと楽しむ」ことなのだろう。きっと(印象的なリクエストは店主のブログに掲載される模様)。

 三人とも相当音楽に詳しいので、ヘンな曲はかけられないなー、イヤだなーと思ってなかなか決まらず。結局、フィフス・アヴェニュー・バンドの「ナイス・フォークス」をリクエスト。大音量で聴いたせいか、スピーカーやアンプのせいか、全然音が違うよ! というか、なんか今まで聴こえてなかったものが聴こえる!

 ……でも、興奮しているのは自分だけだった。

 この後、ヴァン・モリソン「クレイジー・ラブ」をかけたら、大ヒンシュク。「どうせお前だろ?」「しみったれやがって」「バラード禁止な」

 そして、レーナード・スキナードやエイジアや、フォーリナーや、クワイエット・ライオットなどがかかりながら新宿の夜は更けていくのでした。

※奥に座っていた元タイガースのドラマー(?)のことを、Y さんが「ひでえツラだな」と悪口言ってたのが印象的でした。

【80年代度】 ★★★★★

◆本日の名盤……コワオモテ三人に囲まれて、「そういえば、君は80年代の洋楽何聴いてた?」と問われ、答えに窮しました。ニューウェーブな方に行く前には、何聴いてたんだろーな。さっぱり思い出せん。で、必死に思い出したのがこれでした。多重コーラスがいい味出しまくりの名曲「 ロンゲスト・タイム」収録のビリー・ジョエル ビリー・ザ・ベスト(1989)

ビリー・ザ・ベスト

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エディ・マーフィー最高!

 とある理由で、『サタデー・ナイト・ライブ ベスト・オブ エディー・マーフィー 』を再び観ました。

 ……笑いが止まらねえ YO!

 ふと、その昔大西祥平が書いたバカ文章を思い出しました(これまた相当にオモロイ)。

サタデー・ナイト・ライブ ベスト・オブ エディー・マーフィー

 個人的には、

ジェームズ・ブラウンのモノマネ(実際は痩せているのでプリンスに見える)
リトル・リチャードのモノマネをしながらダイエット体操
ジェシー・ジャクソン(公民権運動の活動家)のモノマネをしながらサザンソウルを絶唱(結構いい曲)
●実は自分はビートルズの五人目のメンバーだったというコント
スティーヴィー・ワンダーに持ち曲を歌わせておいて「似てない」とダメ出しするコント  

 が好きです。しかし、ホント芸達者だなあ。  

 エディのオススメ作品(映画とか)があれば、ぜひ教えてください。『星の王子ニューヨークへ行く 』以外でね!

【爆笑度】 ★★★★★

◆本日の名盤……この中でもさんざんコントのネタになっていて、ネタにされながらもいい感じのスウィングアレンジで歌われる名曲「エボニー&アイボリー」収録のポール・マッカートニータッグ・オブ・ウォー(1982)。 

タッグ・オブ・ウォー

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土田世紀 『永ちゃん』と永六輔 後編

 調整をした人物と事務所に事情を説明して、後日あらためてインタビューさせてもらうことになった。写真は撮られたくない、とのことで、在りモノの宣材写真を使うことになった。なぜかモノクロの写真だ。かなり若い頃のものだろう。

 新たに指定された場所は、早朝の新幹線内だった。東京~三島(静岡)へ至る1時間の間しか時間は取れないらしい。しょうがない。他に選択肢はない。眠い目をこすりながら、当日、電社を乗り継ぎ、東京駅へ向かった。

 一転して、この日の永氏は上機嫌だった。出発直前に甚平姿で現れ、ホームで分厚い手帳を取り出すと、あの特徴的な字で必死に何か書きつけていた。

 席へ移動するなり、早速取材を始めた。あの悪夢のような一日はすべてパフォーマンスだったんではないかと思うぐらい、物静かで誠実な語り口。もちろん、話も上手いし、何より抜群に面白い。この稼業でよかったなと思うのはこういう瞬間だ。何もかもが特等席で味わえる。

 三島駅に着くと、永氏はそそくさとどこかへ消えて行った。残された僕と、ライター氏、なぜか僕が所属していた会社の女社長の三人は三島を観光して、東京へ戻った。不思議な旅だった。

 後日、僕宛に一枚のハガキが届いた。差出人は永六輔。そこには、やはり特徴的な文字で、僕の名前と「ジュース美味しかった。ありがとう」とだけ書かれてあった。永氏が筆まめであることは知っていたが、まさか自分宛に永氏からハガキが届くとは夢にも思わなかった。嬉しいような、恥ずかしいような複雑な気分を覚える。

 ジュースは、「永さんはおじいさんだから、生ジュースかなんか用意した方がいいんじゃない? ……私用意してくる!」と女社長が変な気を回し、用意したものだった。

 「●●くん(僕の本名)が用意したわけじゃないのに!」と女社長は最後までブツブツ言っていた。

【思い出し度】 ★★★★★

◆本日の名盤……職場でアン・サリーをかけていたところ、一緒に仕事をしていた同僚が珍しく「これなんていう曲ですか?」と聞いてきた。原曲もあわせて聴いてみたが、あらためていい曲だと実感した。エリオット・アーウィットによるジャケ写真が内容をすべてを言い表している。素朴で、幸せな気分になれる音楽。名曲「アレルヤ」収録のフェアグラウンド・アトラクション『The First of a Million Kisses 』(1988)。

The First of a Million Kisses

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iTunes Music Store 初体験

 先日ふと思い立ち、均治翁よりいただいた iTunes Music Card を使ってみました。

 買ったのは……、

1)フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」
→『パッチギ!』でかかっていて気になっていたから

2)アヴェレッジ・ホワイト・バンド「ピック・アップ・ザ・ピーセズ」
→そういえば原曲をちゃんと聴いたことがない

3)ロリー・ギャラガー「フォロー・ミー」
→スミスのギタリスト、ジョニー・マーが、「僕のアイドル」と言っていたから

4)キッス「ロック・アンド・ロール・オール・ナイト(『アライヴ』ヴァージョン)
→そういえば原曲をちゃんと聴いたことがない

5)安藤裕子「のうぜんかつら(リプライズ)」
月桂冠のCM で聴いて気になっていたから

 とりあえずこの5曲。一番欲しかったオリビア・ニュートン・ジョンの「ザナドゥ」はリミックスヴァージョンしかないようで断念しました。

 今回買ってみて、iTunes Music Store の活用法は、以下のような感じかと思いました。

A その一曲は好きだが、収録アルバムを買うほどではない
B 名前だけは知っているが、結局聴いたことがない
C とりあえず聴いてみたい

 上でいうと、

1)がA

2)と4)がB

3)と5)がC

 という感じですね。

 それにしても、なんで「ザナドゥ」がないんでしょうね。あんなに有名なのに。

 しかし、これで浮かれていると多分パソコンか iPod がクラッシュして、もう一回買いなおさなきゃいけなくなるんでしょう(それともみんな買ったらすぐにバックアップ取ってるんでしょうか)。

 結局、まんまとアップル商法に乗せられている気がします。

【お得度】 ★★★★★

◆本日の名盤……少し前に、次兄宅を訪ねた際にこの曲のプロモ(映画?)を見せてもらった。なんか聴いたことのあるドリーミーなテイストだなと思ったら、E.L.O.のジェフ・リンがプロデュースしてるんですね。納得。名曲「ザナドゥ」収録のオリビア・ニュートン・ジョン オリビア~ベスト・オブ・オリビア・ニュートン・ジョン(2003)。

オリビア~ベスト・オブ・オリビア・ニュートン・ジョン

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4628

 iPod がいっぱいになってしまいました。20G。4628曲で。

 最後に入れた三枚は、

●山下達郎『ムーングロウ』(1979)

B00005UD3V

 

 



●ハリー&マック『Road to Louisiana』(1999)

B00003IQT3





●カーティス・メイフィールド『Get down to the Funky Groove』

 でした。

 われながら、10年ぐらい前からまったく趣味が変わってません。

◆本日の名盤……最初に iPod に入れた曲がなんだったかは忘れたけれども、高校生のとき最初に買った CD のことはよく覚えている。「CDが安く買えるところがあるから行ってみよう」と友人に連れて行かれたのは、タワーレコードだった。つまりは輸入盤だったわけだが、輸入盤という言葉自体もそのとき初めて知ったようなものだった。ブルージーな演奏に、郷ひろみライクなドクター・ロバートのビブラートきかせすぎヴォーカルが響き渡る名曲「バーン・ザ・リッチ」収録のブロウ・モンキーズ『アニマル・マジック』(1986)。 

blow-m

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